「チラシやDMの開封率を高めたい。でもその方法が分からない・知らない。やけん、さっさ教えろちゃ」
はい、2つ提案できる方法があります。
それが…
- 小さな実物特典の用意
- チラシでない風にして配っちゃう作戦
です。はい、すぐ教えます。そんな焦らないで、ごめんなさい。
方法1:小さな実物特典で「捨てられにくい」チラシを作ろう
実際にクライアントさんと考えに考えて実行した作戦その1。「チラシに無料体験チケットつけちゃおう」っていう、割とありがちなもの。
A5両面カラーのチラシの右上あたりに、明らかに何かしらの特典がありそうなチケットをホチキス留めし、ポスティングしました。
通常、無料特典!みたいな文言ってチラシの中で派手に踊ってますよね。でも今回、チラシ自体にはそれを書かず(通年同じチラシを使えるようにするため)、季節ごとの特典をチケットにしてひっつけるようにしました。
そしたらまあなんと問い合わせがくるわくるわ。ただのチラシは集合ポスト横にあるゴミ箱に秒殺で捨てられがちですが、何かしらお得になる・金銭的な享受が期待できる、しかも自分がちょっと興味あることなんてなるとチラシは捨てられずに冷蔵庫にマグネットでピタッ!みたいなことにもなり得ます。
方法は簡単ですよね。ヤマダ電機とかビッグカメラとかの家電量販店に行けば、家庭用プリンターでも出力できるチケットや名刺サイズのカード用紙がゴロゴロ置いてます。
品質をそこまで気にしないなら、名刺250枚で700円とかの世界。モノクロのデザインにすればインク代もそんなかかりません。手間はかかりますけど、それで反応上がるなら願ったり叶ったり。
方法2:チラシを封筒にぶち込んで配ろう
これも反応良くてびっくり!特に「失客対策」「新規店舗オープンのお知らせ」なんかに抱き合わせると数字がグンッと上がります、じゃなくて上がる可能性が上がります。
これも方法は簡単ですね。もし、あなたがいま、A4両面フルカラーコート紙厚さ90kgくらいの「THE販促チラシの権化」みたいなもの配ろうとしてるならちょっと荒ぶった鼻息を抑えて冷静になりましょう。
内容がいかによくても、お客さんに「なんやまたチラシかいな」って思わせちゃうと、チラシはただのゴミクズと化してしまいます。
ならどうするか?チラシを封筒とかにぶち込んで仕舞えばいいのです。
「なんなら?そら?舐めとんか?きさん、くらすぞ」
訳:それはどういうことですか?ふざけているのですか?あなた、ぶん殴りますよ。
落ち着いてください。大マジです。
不特定多数向けのポスティング用チラシならおもて面に「◯◯エリアにお住いの皆様へ」とか書いたり、失客対策ならおもて面に氏名書いたり。
不思議なもので、人間封がされてると開けてみたくなるもの。ただチラシ撒いただけのときと、それをちょっとオシャンなデザイン封筒に入れて撒いたときでは、時期の違いこそあれど↓
5000枚チラシ配布→13件レスポンス(οдО;)
が
5000枚チラシを封筒に入れて配布→46件のレスポンス(・∀・)バリイイネ!
と、約3.5倍ほどの反応が得られました。正直驚きです。
封筒選ぶならここがオススメです。でたん(北九州弁でVeryみたいな意味)オシャレ。
封筒のハグルマ
よくお世話になってます|・`ω・)
まとめ
というんけでチラシやDMに何か実物特典をつける方法とチラシを封筒にぶち込んで配る方法のふたつを紹介しました。
どちらもすぐにでき、そこまで大きな経費も必要としないパワーアナログな手法です。ウェブウェブ言われるいまだからこそ、愛と温もりと機転のあるアナログアプローチはジンジン響くと思っています。
偉そうなこと言ってますけど、もちろんうまくいかないときもあります。
その時の悲痛な面持ちを記事にまとめました。失敗談見たい方は下記もどうぞ(●´囚`)ノ
もう一本、3,000枚チラシをポスティングして91件反応が取れたときの記事です。