こんばんは、同姓同名のアナウンサー、プロバスケ選手さん方のおかげで最近よくあらぬ言われを受けますがもう慣れました、福岡のコピーライター田中大貴です。
今日の記事は名刺デザインの実績紹介です。
まずは作品から。
[表面]
[裏面]
元DOLCE&GABBANAのマネージャーされてたヒデさんの名刺。
福岡市を拠点にパーソナル英会話、コーチング、バイヤー(ハイブランド系)をされているナイスなお兄さんです。
いまぼくも週イチでパーソナル英会話習ってて楽しいっす。
デザインコンセプトとペイズリー柄
ペイズリー柄、よく見かけますよね。
布素材もそうだし、もちろん洋服もそうだし、カーテン、ネクタイ、ぼくはガキなのでブラジャーのイメージもありました(笑)
ペイズリー柄の起源、諸説あるようですが、古くはインドカシミール地方でつくられていた伝統文様をあてがった布に由来するものと理解されているようです。
なぜ「ペイズリー」かというと、当時スコットランドのペイズリー市においてこのペイズリー布が大量生産されていたからに起因するそう。
そしてこの文様には「生命の樹」という意味合いもあるそうです。
「これだ!」と思いました。
ヒデさんの英語を教えるスタンスも教本に乗っかったものやどこかしらのオンライン英会話のような上澄みすくった感じのものではなく、しっかりとそのひとに根をおろした血脈のようなものを感じます。
新しくまた何かを暗記的に学ぶのではなく、そのひとがもつ英語的ポテンシャルを最大限活かして引き出す。
そんな、植物を育んでいくようなイメージをもともと持っていました。
単語や文法ももちろん大事だけど、もっと大事なのは「音感」と「感情」。
そんな風に教えてくれるヒデさんに温かさもクレバーさも感じますし、モノクロなイメージではそれを表現するの難しいなと思って、それらを表現するのにこのペイズリーっていいなあと感じました。
ぼくも物書き業やっているのでわかりますが、文章も音感が絶対的に大事です。
ライターさんにもよく「自分で書いた音読して読んでみてください。読みにくかったり詰まったりする部分があったらそこはなにかおかしいです。人は無言で文章見ますけど脳内で音読してます。」とよくお伝えしています。
最近、OK Google みたいなのが出てきてますけど「そういうの気持ち悪いよね」といった感覚ヒデさんと共有してるつもりです。
面と向かってそのひとの肌を見て表情を見て肉声を聞いて同じ空気を共有するからこそわかるものって絶対あるし、それを省くのは効率化なんていう陳腐な言葉じゃ片付かないことだと盲信しています。
もともとのヒデさんのお仕事もファッション屋ですし、そのへんの意味合いも含めれますしね。
何よりこのペイズリー柄と色合い四の五の言わずにかっこいいしクールだし…とまあそんなことを考えながらデザインしました。
名刺だけでなくヒデさんのホームページも作ってます、そのための写真もバシャバシャと。
またできあがったら紹介します^^